代表プロフィール
弊社は『あなたにしかできない仕事(スターワーク)をしよう』をコンセプトにお客様の事業のサポートをしています。
とはいえ『スターワークって何?』と疑問に思うはずなので、コンセプトの誕生秘話をぜひ読んでください。
絶対に怒らない人VS絶対に怒らせる私
「お前ふざけてんじゃねえぞ。」
「マジぶっ○すぞ」
バイト先の元ヤン先輩がゴミ箱を横蹴りした。
「ドン!」
コロコロと蹴られた青いゴミ箱が店内の端まで飛んでいった。
シーンと静まる店内。
バイトの仲間の冷たい視線が一気に私に降り注ぐ。
頭がテンパりすぎて、顔面蒼白の私。
そんな中
「キスをするたびに〜目を閉じてるのは〜あしたを見たくないから〜」
エグザイル ATSUHIの甘い声が静かな店内に響き渡る。
私
「…😭(あしたどころか今を見たくないんだが)」
突然ですが、私は仕事で何度も人を激怒させています。
特に周りの人が
「あの人が怒ってるのを見たことない、、、」
「怒らせるとヤバそう」
と言われるくらい温和な方を、烈火のごとく激怒させてきました。
私が激怒スイッチをポチったせいで場の雰囲気がめちゃくちゃ悪くなったこともあります。
もしあなたが私みたいな人に会ったらどうしますか?
普通の人だったら
「ずまちゃんヤバくね?」
「イカれてるぜ」
と変な目で見て距離を置くのが普通だと思います。
しかし、私の場合は不思議なもので
- 激怒させた人とは一緒に遊ぶほど仲良くなる
- なぜか周りの人からも気に入られる
ある意味、私が相手を激怒させることは神様からの
「この人とは関係が長続きするよ!」
という合図なんじゃないかと勝手に都合よく解釈しております。
では、
- なぜ仕事が全くできずポンコツだった私は激怒させた人と仲良くなれるのか
- なぜ周りの人もドン引きせず私に優しくしてくれるのか
についてお話していきます。
また人を怒らせてきた経験から学んだ「仕事の取り組み方」も一緒にお伝えしようかなと。
- 仕事ができなくて上司や先輩を怒らせている
- クライアントを激怒させた経験がある
- 仕事ができない自分が嫌い
- 他人よりも仕事ができずに悔しい
- 自分の仕事に価値を見いだせてない
こう思っているのであれば、今回の話はあなたにとって上司先輩、クライアントとも良好な関係が築けて、楽しく仕事ができるような希望と可能性を与えるでしょう。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
チーズカリカリッチ事件
私の最初の仕事はピザハットでのアルバイトでした。
当時横浜に住んでいたのですが、そのお店のクルーの9割は
- 金髪、茶髪で和彫入れた元ヤン
- ナンパ好きギャル男
- コミュ力おばけのフリーター
でした。
当時学生は私と一個上の女の先輩だけだったのです。
特にドライバーは暴走族上がりで、他店の気に入らないドライバーがいれば住宅街の行き止まりの角まで追い込んで詰める、という気性の荒い人もいました。
生まれてはじめてのバイト。
いろんな意味で常に緊張でビクビクしてたんです。
防衛本能からか、クルーの人たちと自然と距離を取るようになっていました。
だっていつぶん殴られるかわからないし。
しかし、この防衛本能は裏目に出てしまいました。
ある日休憩していると、ほぼ喋ったことのないガングロギャルから
君さー挨拶小さいし、何考えてるかわからないから評判悪いよ
と急に言われたのです。
私はテンパりながら
「ヒィ! ス、スイマセン」
とビビりながら謝るしかできませんでした。
そして、バイトをはじめてから1ヶ月後。
事件は起こります。
仕事にも慣れてきたので、先輩から2種の新商品のピザを作る仕事を任されました。
チーズがたっぷりの生地と、周りがカリカリの生地のピザです。
新商品のマニュアルも用意されていたので、見ながら作れば誰でもできました。
しかし、私はなぜかマニュアルをよく見ないで写真のイメージだけで作っていたんです。
気づいたら作っていたピザはその2種を合体させた、完全オリジナルメニューでした。
当たり前ですが、そんな商品ないので廃棄しないといけません。
仕事に慣れた私は、マニュアル見なくてもいけるだろうと思ったんでしょうね。
作り間違えたことに気がついたときには、完全に詰んでいました。
すると、そのお店でリーダーを任されていたマイルドヤンキー風の先輩が急に私に近づいてきたのです。
ヤンキー先輩
なにこれ?
私
チーズカリカリッチです
まず言い訳したいのですが、仕事中にふざける気持ちは1ミリもありません。
私は真面目にやってました。
ヤンキー先輩に声をかけられてテンパってしまい、ナチュラルに返事がふざけてしまったのです。
その後は地獄でした。
ヤンキー先輩は、近くにあった青い丸形のゴミ箱を思いっきり蹴ったんです。
一発でノックアウトされたゴミ箱は、そのまま倒れてお店の端っこまで飛んでいってしまいました。
そして
お前ふざけんじゃねえぞ
仕事なめてんのか?
どうすんだよコレ
とブチ切れたのです。
その場にいた他のクルーも、全員私のほうを哀れな目で見ています。
シーンと張り詰めていた店内で、エグザイルの「Ti amo」がBGMで流れていたことを今でも覚えています。
あまりの気まずさと緊張で、心臓のビートが高まり手汗がビショビショになり、その場から走って逃げ出したくなりました。
頭の中では、どうやったら逃げられるかしか考えられませんでした。
その日の終わりに休憩室でそそくさと着替えていると、別のクルーから
あの人が怒ってるのはじめて見た
って言われました。
それを聞いて
「あ、俺○されるかも」
と氷点下までブルーな気持ちになって、その日は帰りました。
帰りながら
「次のシフト入りたくねー」
「あーもうバックレようかな」
と何度も考えました。
でも、このままではヤンキー先輩に申し訳ないと心が痛たんですよね。
その結果、次のシフト時に先輩や他のクルーに素直に謝罪をすることにしました。
このときも緊張で心臓バクバクでした。
私は怒られると思っていたからです。
そして冷たい目で見られることも覚悟していました。
しかし、反応は真逆でした。
むしろ私はチーズカリカリッチ事件をきっかけに、めちゃくちゃ面白いヤツ認定をされたのです。
何かあれば
「おい、オリジナル作るなよ」
「ウチ限定でチーズカリカリッチ売るかー」
みたいに、周りのクルーからも常にイジられるようになりました。
そこから、不器用でしたが少しづつ仕事を完璧にこなせるようになって、だんだんと信頼されるようになったのです。
そこから、急激にクルー全員と仲良くなり、ヤンキー先輩の車で真夜中の鎌倉にドライブに連れて行ってもらったり、店長だけ残してアルバイト全員でディズニーに行ったり、最後は私の送迎会まで開いてくれました。
仕事はポンコツでしたが、きちんと謝罪をして誠実さを見せたからイジられキャラになれたと思ってます。
でもこれだけでは終わりません。
アルバイトより仕事ができない会社員時代
大学を卒業し、私は外資系の旅行商社に入社しました。
当時の私の仕事は
- コピー用紙の入れ替え
- ツアーで必要なチケット類をホチキスで止めてセットする
- ツアーで必要なセットが全部用意されているか確認する
- 社内のシステムを使って見積もりを作る
というものでした。
とくに毎日やることが多かったのが、必要なチケット類をホチキスで止めてセット&確認の業務でした。
閑散期はツアーの本数が少ないのでセットは多くないのですが、夏休みや学生旅行のシーズンになると300ツアーくらいのセットを作らなければいけません。
しかも一社だけのボリュームなので、他の会社を含めると倍近くになります。
ぶっちゃけ大量のツアーを目視でチェックするって大変なんですよね。
しかも必要なチケットが入ってなかったり、引換券が入ってないとクレームになります。
責任重大な業務です。
しかし、私はお構いなしにやらかしまくりました。
- チケットが入ってない
- 違うツアーの引換券が入っている
- 全然書類が違う
などミスを連発したのです。
上司だけでなく、OJTで教えてくれてた50代の先輩にも迷惑をほぼ毎日かけていました。
このとき、同じ部署には学生アルバイトの女の子もいて同じ作業をしていたのですが、細かい作業が得意なのか同じ量をやってもミスがありませんでした。
そうすると部署内でも、正社員の私はミスを多発させるのにアルバイトの子は完璧に仕事をこなす、と評価が下されてますます気まずい雰囲気に。
汚名挽回のために仕事を完璧にしようとすればするほど、凡ミスが多発してしまい悪循環にハマってしまいました。
さらに運が悪いことに、追い打ちをかける事件が起こります。
課長が担当するツアーのセット準備をやっていたのですが、必要なチケットを入れ忘れてしまったのです。
外回りに行くときにそのセットをお客様に渡すということで、課長から
チェックした?
問題ない?本当に?
と何度も聞かれて、その度に
はい!大丈夫です!
と元気な返事をしていたので、それはそれは大変でした。
課長が外回りに出てから1時間半くらい経ったときに、会社の電話が鳴りました。
別の人が電話を取ったのですが、すぐに
ずま君、課長から電話だよ
と言われて嫌な予感がしたんです。
(こういう直感すごい当たる)
電話を出るやいなや
おい、あんだけチェックした?って聞いたよな
チケット入ってないじゃん!
そんなんじゃ他の仕事任せられないよ
と烈火の如くブチ切れてるじゃないですか。
正論を言われまくって、私は「スミマセン」としか言えませんでした。
その日は金曜日だったので、定時で上がって一軒め酒場でセンベロして帰るかと思ってたのですが、そんな気分ではありません。
結局何もすることがないのに、課長が戻ってくるまでハチ公のようにおとなしく待っていました。
そして20時ころに課長が帰社。
そこから全力で謝罪しました。
そこから1時間の説教タイム。
まだこれで終わればいいのですが、翌週も同じミスをしてめったに怒らない先輩にも怒られてしまいました。
しかもみんないる前で公開説教です。
隣の部署の人たちも私のほうを見ていて恥ずかしかったですね。
仲いい同期からも社内チャットで
めっちゃ怒られてワロタ
って送られてくるし、当時片思いだった同期の女の子からも苦笑いされたのは萎えました。
穴があったら入りたいとはまさにこのこと。
さすがの私も、自分はADHDなんじゃないかと疑うレベルでした。
他にもあります。
同じ部署のメンバーで飲みに行ったときの話です。
課長からカードを渡されて会計をお願いされました。
私はそのままレジに行って店員さんにお会計を依頼。
カードのサインをお願いされたので、私は課長の名前をそのまま書いたんです。
カードの控えを課長に持っていったら
え!おまえ俺の名前でやったの?
普通はその紙おれに渡すだろ!
と公開説教アゲイン。
激怒された翌週にまた怒らせるという怒りのバーゲンセール。
課長はメールのアイコンを温泉に入ってるカピバラにするくらい、普段怒ることはありません。
ここまで課長を怒らせた人物は私ひとりという、大変不名誉な記録を残しました。
しかし、そこから不器用ながらも丁寧な仕事をするように心がけて、なんとか信頼を取り戻しました。
その後は課長や先輩と仲悪くなるどころか、今でも飲みに行く関係になっています。
仏たちを激怒させた経験から学んだこと
それは2つあります。
1つめは
ミスと誠実に向き合い、丁寧な仕事をすればいい関係を築けること。
逃げないことが大事ですね。
いまサポートさせていただいているお客様にも、誠実に丁寧な仕事を心がけています。
ひとつひとつのお仕事をしっかりこなせば、信頼を積み重ねることができると今までの経験から学んでいるからです。
シンプルなことですが、繰り返していたら周りからも「いいね!」と言ってもらえることが増えました。
なので、これからも愚直に丁寧な仕事をしていきます。
2つめは
どんなポンコツ人間でも失敗しない仕組み作り
です。
「失敗しない仕組みって何?」と思われますよね。
私が見つけたポンコツ人間でも失敗しない仕組みは
単純作業の自動化
です。
正直ここが一番のミソだと思ってます。
セット準備をしながら、心の中ではいつも
誰でもできる仕事はパソコンにやらせればいいじゃん
もっとラクな方法いくらでもあるでしょ
システムにもっと金使えよ
って思ってたんですよね。
そうすればヒューマンエラーが起きることもないし、時間もかなり削減できます。
そして、ミスをして課長や先輩を激怒させることもなかったでしょう。
私は、誰でもできる単純仕事が苦手だったからこそ、どうすればノーミスでクリアできるかを常に考えていました。
他社の効率化の事例とかググってリサーチしまくって、応用できるかを考えたりもしました。
この経験がいまの私の仕事にガッツリ繋がっています。
私みたいに単純作業が苦手な人っていっぱいいると思うんです。
そういう人は無理せずに、どんどんシステムに頼ったほうがいいです。
もちろん、当たり前の単純な仕事ができるから別の仕事を任せられる意見もわかります。
ですが、単純作業はシステムにやらせれば人間がやるより遥かにミスが少なく、正確に仕事をやってくれます。
単純な仕事はパソコンにやらせて、人間だからできる仕事をやるべきです。
ちなみに弊社がやっている、LINE公式やAIを使った業務効率化や自動化も同じです。
- お客様からの問い合わせ
- 予約注文
- 最新情報の配信
- よくある質問の自動返信
などは、24時間365日システムが文句も言わずにやってくれます。
しかもノーミスで。
私は単純作業に疲弊する人を減らして、その人が輝ける本当にやりたい仕事をするべきだと考えています。
例えば、パティシエならケーキ作りや新商品の開発、アイデア出しに時間をかけたいはずです。
その時間を削って、やりたくない単純作業や問い合わせに追われて、やりたいことができないのはもったいないですよね。
集中したいのに他の作業や仕事で集中できない。
集中できないから質のいい仕事ができない。
そして不満やストレスがたまる悪循環です。
そんな悪循環の沼にハマらないためにも、めんどくさい仕事はAIやLINE公式などのシステムに丸投げしちゃいましょう。
私は、好きな仕事をすればするほど輝ける
その人だけの『スターワーク』
ができるように、業務効率化のシステム構築でお客様のサポートをしてきたいと考えています。
お客様が「好きな仕事に全力コミットできる」環境を用意することが私の役目です。
本当にやりたいことを心から楽しんでやるから、ストレスもないし、お客様が来るし、売上も上がります。
そんな状態を作れたら最高じゃないですか?
もしあなたが興味を持ってくれたなら、ぜひ一度お話させてください。
根がポンコツで不器用だからこそ、愚直に仕事に取り組みます。
そして一緒にお仕事を作り上げていけたらと思っております。
過去にいろんなお客様の業務効率化、販売促進の支援をしてきました。
支援してきた9割は、一人社長や2〜3人で経営している会社などです。
今までの経験や知識をフル活用して、あなたの会社に今一番フィットする解決策のご提案をさせていただきます!
では。
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プロモーションやDXによる業務効率化、及びそれらの導入に際しての補助金・助成金の申請は弊社にお任せください。
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